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  • 2012.01.04 Wednesday
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異通貨両建てサヤ取りトラリピ(サヤリピ?) その2

先週の記事ではただの異通貨両建てのスワップ狙いの部分だけ書いたところで力尽きたので今週はようやくメインのサヤ取り+トラリピの部分を考えていきます。

まず以下のグラフを見て下さい。


レンジを形成しながら刻んでてトラリピに良さそうな気がしませんか?
直近3年なら±5円でレンジが動いているのが分かります。

ではこのグラフはどのように作るのか順に説明していきます。

そもそも先週の記事でスワップ狙いだとリスクが高いのでは?と何となく気がつきました。そこで実際どうなのかを検証する必要があります。

オージー円とキウイ円では似たようなチャートを形成するので、その差に注目します。
オージー円の方がキウイ円より高値なのでオージー円−キウイ円を数年に渡って終値ベースで計算しました。

・・・予想通り大体一定間隔の差が有りそうです。
ここからちょっとずつ工夫しますが、この辺りから普通のサヤ取り(実は余り知りませんが)から離れて行く気がします^^;

個人的に平均値よりも中央値の方が好きなので、中央値について考えました。(平均値は極端に偏った数値が入るとそちらに数値が寄ってしまうので)

先ほど計算したオージー円とキウイ円の差の中央値を計算します。
実際の計算では2007年4月~2011年12月までのデータを使い、15.88円と出ました。

ただ、この中央値は今回たまたま4年弱のものを使いましたが、移動平均ってものがあるし、移動中央値ってので考えてみようと思いつきます。

具体的には直近1年間のオージー円とキウイ円との差の中央値を順次計算していきます。(この辺りの計算はExcelのMedian関数で一発です)

あとは最後に最初に計算した差からさらに移動中央値を差し引き数値を出します。

言葉で書くと分かりにくいので実際の数値を例に挙げます。

*****************************************************
2011/12/22の終値を使います。

AUD/円・・・79.15円 NZD/円・・・60.4円

2通貨の差・・・79.15-60.4=18.75円

2通貨の差の移動中央値(直近1年間)・・・19.185円(これについては2通貨の差を直近1年分求め、その中央値を求めたものです)

移動中央値との差・・・18.75-19.185=-0.435円
*****************************************************
ここまで計算したものが何を表すのかが重要ですよね?

簡単に言うと、2通貨がいつも(直近1年)より近づいているのか遠のいているのかを表しています。
今回の例ではマイナスになっているのでオージー円とキウイ円が少しだけ近づいていると分かります。

このようにして求めたものが最初に載せたグラフとなります。

じゃぁ、それでどうするのか・・・ですが、まずは最初スワップ運用した場合について考えます。

12/22の時点でオージー円1万通貨ロング、キウイ円1万通貨ショートのポジションを持ちます。

仮にこの2通貨が全く同じ値動きをするとしたら為替損益は完全に相殺します。
そして、スワップの差(ロング100円-ショート50円=)50円が毎日入ることになります。

ただ、2通貨の差(以下乖離と呼びます)は縮んだり広がったりします。
これを具体例でいくつか考えます。

*****************************************************
Case1 オージー円が2円上昇、キウイ円が1円上昇し、乖離が広がった場合
>(79.15+2)-(60.4+1)=19.75円・・・18.75円より広がっている
>移動中央値との差は19.75-19.185=0.565円

オージー円のロング1万通貨×2円=2万円のプラス
キウイ円のショート1万通貨×1円=1万円のマイナス

トータル2-1=1万円となりプラス
*****************************************************
Case2 オージー円が2円下降、キウイ円が1円下降し、乖離が縮んだ場合
>(79.15-2)-(60.4-1)=17.75円・・・18.75円より縮んでいる
>移動中央値との差は17.75-19.185=-1.435円

オージー円のロング1万通貨×2円=2万円のマイナス
キウイ円のショート1万通貨×1円=1万円のプラス

トータル-2+1=-1万円となりマイナス
*****************************************************
Case3 オージー円が1円上昇、キウイ円が2円上昇し、乖離が縮んだ場合
>(79.15+1)-(60.4+2)=17.75円・・・18.75円より縮んでいる
>移動中央値との差は17.75-19.185=-1.435円

オージー円のロング1万通貨×1円=1万円のプラス
キウイ円のショート1万通貨×2円=2万円のマイナス

トータル1-2=-1万円となりマイナス
*****************************************************
Case4 オージー円が1円下降、キウイ円が2円下降し、乖離が広がった場合
>(79.15-1)-(60.4-2)=19.75円・・・18.75円より広がっている
>移動中央値との差は19.75-19.185=0.565円

オージー円のロング1万通貨×1円=1万円のマイナス
キウイ円のショート1万通貨×2円=2万円のプラス

トータル-1+2=1万円となりプラス
*****************************************************
以上相場が上昇しようが下降しようが、重要なのは乖離だけです。
縮まればマイナス、広がればプラスということですね。

ここで移動中央値との差に注目するとポジションを持った時には-0.435円だったのが1円プラスされ0.565円になったら損益もプラス、逆に1円マイナスされ-1.435円になったら損益もマイナスとなっています。

上記は考えやすくするために一つ一つの損益を考えましたが、結局は移動中央値との差の推移×ポジション通貨数で損益は計算できます

最初に載せたグラフの-0.435円から0.565円に上昇すれば1円×1万通貨=1万円の利益となりますね。グラフ(以下乖離グラフと呼びます)は上に行けば乖離が広がり、下に行けば乖離が縮むということをもう一度踏まえた上で、スワップ狙いの場合の最大損益を考えます。

仮に乖離グラフの10円付近から一気に-10円まで落ちている箇所を見れば20円×1万通貨=20万円の損失となります。もらえるスワップが1日50円の割に厳しいかと思います^^;

なので乖離グラフのなるべくマイナスの時にポジションを持てば含み損をそれほど抱えずにプラスになる確率はかなり高いと思います。ただ、乖離グラフを見てもらうと分かるのですが、そんなに頻度が多くない=エントリーポイントが少ない気がします。

元々長期スワップ派の方ならそれでも良いのかもしれませんが、もうちょっと利確したいですね。
乖離グラフでは0を中心に上下しています。
これは元々乖離は一定になるようになっている(移動中央値を用いることでそう調整している)ので当然かもしれませんが、0より下でポジションを持ち、持ったポジション以上になったら決済するということを繰り返すことで利確を重ねることが可能です。

なんだかトラリピっぽくなってきたと思いませんか?

でもまだ終わりません。乖離グラフの0より上でエントリーする方法もあるのです。
って含みを持たせるまでもないですね^^;
単に逆のポジションを持つだけだったりします。

・・・長くなったので今回はここまでで。次回は逆のポジションからのエントリーについて書きます。

#追記
移動中央値を使っていましたが、EA化する時に計算ロジックが面倒かもしれないので移動平均値でもグラフ化してみましたがほとんど変わらないことが分かりました。


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  • 2012.01.04 Wednesday
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  • 06:42
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コメント
とりあえず例のグラフみたいなインジケーターを作ってみました。
何かよく判らないので???ですが、こんな感じだと思います。
AUDJPYとNZDJPYの日足チャートが1年分以上表示されるのを確認してドロップしてみて下さい。
アップローダーにアップしました。
ダウンロードパスワードは「miyabi」です。

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2461331.zip.html
  • Miyabi
  • 2012/01/02 12:39 PM
Miyabiさん、メッチャ仕事早いですね。驚きです!
今は相場が動いていないようなのでチャートに挿入してもデータ取得出来なかったですが、あとで実験してみますね。

ちなみに
http://youtarou.blogzine.jp/
のサイトの左下あたりにあるサヤ取りインジケーターは棒グラフですが、個人的に折れ線グラフのチャートが欲しかったのでなんとなく求めていたものに近い気がしています^^
チャートが動き出して再確認したらちょっと違っていました。
もう一度ダウンロードしてください。
パスワードは「miyabi」です。
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2462526.zip.html
  • Miyabi
  • 2012/01/02 7:53 PM
>Miyabiさん
オージー円のチャートに挿入してみたのですがどうも上手く表示されないのですが、何ででしょう?
ひょっとしてインジケーター挿入するチャートが違うのかな^^;;

あと、あれからサヤ取りについてEA化するとしたら・・・って考えていたのですが、エントリーもエグジットも両通貨とも成行で同時に注文&決済するので持ったポジションにサヤの値を関連付けるのが難しいのかも、とか思いました。
指値のようにレートそのもので決済するわけじゃないので・・・うーん。。
ごめんなさい。
このインジは「D1」でしか動きません。
あと、AUDJPYで表示させる場合、一旦NZDJPYのチャートを表示させてヒストリーデータを取得させる必要もありました。
上手く表示されないというのはどういった現象でしょうか?

サヤでエントリーするというのは、価格が判らないので成り行き注文しか出来ないと思います。
なので、トラリピの概念と大きく異なるため、何か良くわからないのです・・
  • Miyabi
  • 2012/01/03 8:43 AM
>Miyabiさん
おはようございます。
チャートはオジ円、キウイ円とも日足(D1)にて過去数年分を表示させ、オジ円のチャートにSayaTest2インジをD&Dし、そのまま表示させようとしたのですが、メインウィンドウの下にサブでエリアは表示されるのですが、サヤとかそういったデータが全く表示されないんですよね。。真っ黒のままです^^;

ちょっと考えてみましたが、例えばサヤ値0円でエントリー時にMagicナンバー1000がオジ円ロング、1001がキウイショートで1組と考えますよね。このマジックナンバーに1つサヤ値の変数を用意して割りつけておければ、サヤ値が変化して+1円になったときに
両方決済・・・という風にはなりませんかね^^;;(利確を1円としたとき、最初に割り当てたサヤ値0円との差分が1円になった時点で割りつけられてるMagicナンバーのポジを決済するといった感じです)

もしくはサヤの移動平均は変数で与えられていると思うので、ポジった時のマジックナンバー1000のレート-1001レート-サヤ移動平均値を現在値とそれぞれ計算させてみたらダメなのでしょうか?その差分が利確幅だったら決済するという感じですね。
処理重くなっちゃいますかね。。
表示されない現象はちょっと調べたいので、メールにてやり取りしたいです。
掲示板にメアド載せるのは避けたいので、私のブログから「メッセージを送る」にて教えていただきたいのですがどうでしょうか?
  • Miyabi
  • 2012/01/03 1:35 PM
>Miyabiさん
了解しました。送っておきますね。
>Miyabiさん
すみません。何かメッセージ送るだけなのにBiglobeの会員にならなきゃならないみたいで、ちょっと抵抗あるので、まずこちらのアドレス載せておきます。
scoot@live.jp
暫くしたら消すかもしれませんのでその隙にメールお願いできますか?
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